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核酸を多く含む食品としてはシイタケやイワシなどが知られていますが、スピルリナの約4〜5%は核酸で、この比率はシイタケやイワシの20倍にも達するのです。
スピルリナに含まれているビタミンのうち、注目すべきはビタミンB12とβ‐カロチンです。
ウナギやレバーに多く含まれているビタミンB12が、植物であるスピルリナに驚くほどたくさん含まれていることは不思議なことです。
β‐カロチンは2ンジン、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に含まれており、体内でビタミンAに変わります。
ご存知のようにβ‐カロチンには、ガンや生活習慣病の危険因子とされている活性酸素の害を抑える作用があります。
β1カロチンはカロチノイド(黄色素)という色素で、スピルリナのもうひとつの色素であるフィコシアニン(青色素)とともに、クロロフィル(葉緑素)の光合成を助ける補助色素です。
スピルリナにはこれらの自然色素が豊富に含まれているのです。
クロロフィルが「緑の血液」と呼ばれて造血に欠かせないものであることは前にお話したとおりです。
フィコシアニンは人間の胆汁色素と同じもので、ガンの転移を防ぐ作用や制ガン作用のあることが報告されています。
さらにスピルリナには、必須不飽和脂肪酸のy−リノレン酸が多く含まれています。
y‐リノレン酸は母乳に多く含まれ、その不足はアトピー性皮膚炎の原因のひとつにあげられています。
y‐リノレン酸は体内でプロスタグランディンという生理活性物質に変わります。
そしてこの物質には、アトピーの改善、血圧の調節、老化防止のほか、ガンを予防する働きがあるのです。
このほか、線維質も多いので便秘にも効果があります。
スピルリナを粒状にした栄養補助食品が発売されていますので、生活習慣病の予防と改善に利用してはいかがでしょうか。
なお、スピルリナによるダイエット法については拙著『スピルリナでなぜ楽にやせられるのか』(N通信社、1997年)を参照してください。
コレステロール値を下げる「食用オリトブオイル」ここでは、コレステロールと脂肪の関係について詳しく見ることにしましょう。
脂肪は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けることができ、1般に肉の脂肪には飽和脂肪酸が多く含まれ、魚や植物の脂肪には不飽和脂肪酸が多く含まれています。
そして飽和脂肪酸は、コレステロールを増やして動脈硬化や心臓病の原因を作っているわけです。
なお脂肪酸とは、脂肪を構成している成分のことです。
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